10月17日(土)、第182回からつ塾「気候危機回避に向けて~日本を立て直す」
講師:外岡豊(とのおか・ゆたか)氏(埼玉大学名誉教授、一社・エコステージ協会理事)
講師プロフィール:1950年神奈川県藤沢市生、早稲田大学理工学部建築学科卒、同修士終了、工博、埼玉大学で環境政策(公害、地球環境問題、他)講義、IIASA、Harvard大学研究員、Imperial College London Visiting Professor、大連理工大学、西安交通大学客座教授、環境省、埼玉県他、検討会、審議会委員歴任、日本建築学会(元地球環境委員長)、エネルギー・資源学会、地球システム・倫理学会ほか多数の学会でエネルギー需給に伴う環境問題、気候危機対策、持続可能社会等について分野横断研究発表、環境NPO多数団体と連携、地元藤沢市の気候変動対策市民活動にも参加、趣味水彩画。
講義概要:グテーレス国連総長が緊急発言しているように気候危機は極めて深刻だ。20世紀後半から地球環境に極度な異常が観察され(新地質時代区分・『人新世』提案)、回復に5万年を要し、生物大絶滅は不可避とされ、人類が地球環境の危機を引き起こしている。今年に入って世界情勢は混沌を極めているが、この状況下で世界的に気候危機対策を確実に進めなければ地球温暖化が止まらず制御不能になると警告されている。最近の日本は何事も危機認識が甘く、少子化、空き家問題他、喫緊の根本課題が未解決なまま、指針も示されず、気候危機以前に社会そのものが危機的な状況にある。1990年代から日本の気候危機対策に関与して来たが、それを確実に推進するには日本社会そのものを立て直さないと始まらない。この講演では地球規模深刻課題の気候危機対策を推進するために日本で何ができるか、地球環境の危機『人新世』を前提にした衣食住のあり方と日本社会の根本的な立て直し策とそれを基礎にした気候危機対策、対応策を提示する。食と農、まちづくり、都市と農山村、林業と国土の保全と利活用、企業や行政の仕組み、文化と伝統的生活や価値観の継承を含めて包括的に論じたい。
日時: 令和8年10月17日(土) 15:00~17:00
会場: 唐津ビジネスカレッジ (JR東唐津駅北側、徒歩1分)
参加費 : 1,000円(学生500円、中学生以下無料)


