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H19年 第2回講義 「庄屋文書にみる往来手形と庶民の旅」

  • 講師:山田 洋氏(松浦史談会)
  • 開催日時:平成19年3月19日(木)19:00〜21:00
  • 開催場所:唐津コンピュータ専門学校

講義要旨

江戸時代、幕府は江戸防衛のために江戸に通じる主要街道や裏道に至るまで、50数カ所の関所を設けました。
「出女に入り鉄砲」といわれるように、関所では江戸から出て行く女と入ってくる鉄砲を特に厳しく取り締まったようです。
各藩も藩から出たり入ったりする人や物資を取り締まるため、藩境に番所(口留番所)を置いています。
関所や番所を無事に通過するためには往来手形が必要でした。

唐津藩の江戸後期の庄屋文書には、農民の旅立ちのため庄屋が往来手形の発行を藩に願い出ている資料を数多く見ることが出来ます。
その行き先は、伊勢参り・太宰府参詣・英彦山参り・金比羅参り等の寺社参詣が多いようです。
また、温泉へ湯治や病気治療に出かける者もありました。
しかし、手形を持っての旅は決して物見遊山の旅ばかりではありませんでした。
なかには、他領へ出稼ぎに行くため家族ぐるみで往来手形を願出る者もあったし、手形持参で他領から働きに来る者もありました。

今回は、庄屋文書に残る往来手形を紹介しながら、江戸時代の庶民の旅への思いとその生きざまをご一緒に勉強してみたいと思います。

講義風景


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山田洋先生講義の様子

山田洋先生と塾生の質疑応答の様子

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