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「『水田文化』の提唱 −民俗学の視点から−」

  • 開催日時:平成22年7月26日(月)午後7時〜午後9時
  • 開催場所:唐津ビジネスカレッジ(JR東唐津駅前)
  • 参加費:2,000円(大学生以下1,000円)

講義要旨

現在、日本では環境問題や人の生き方を考えるとき、重要な示唆を与えるものとして、農薬や化学肥料を使わなかった頃の伝統的な稲作技術が注目されています。
そもそも水田とは何をするところだったのでしょうか。
その答はごく常識的には、米を作る場ということになります。
しかし、実際に農家の方に話を聞くと、昔の水田は魚や水鳥を捕ったりする「遊び仕事」の場でもあったことに気がつきます。

水田は2000年以上も前から人により高度に管理されてきた人為的な景観であるにもかかわらず、今なお多くの日本人に“自然”を感じさせる空間でもあります。
それは、おそらく魚捕りなどを可能にするような、稲以外の動植物が新たに適応することができる環境条件をかつての水田が備えていたからにほかなりません。
それは、かつての水田が有した潜在力であり、日本の民俗文化を支える基盤となるものでした。

この講義では、水田漁撈(田んぼでの魚捕り)、水田狩猟(田んぼでの水鳥猟)、畦畔栽培(アゼでの豆作り)といった水田に秘められた潜在力を明らかにするとともに、日本の文化として「水田文化」を提唱したいと思います。

講義風景


安室知先生講義「水田文化の提唱ー民俗学の視点からー」

安室知先生と質疑応答の様子

安室知先生と質疑応答の様子2


安室知先生講義「水田文化の提唱ー民俗学の視点からー」2

安室知先生と質疑応答の様子3

安室知先生を囲んで塾生と懇親会記念

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