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「日中関係における靖国問題:その構造的要因」

  • 開催日時:平成24年4月21日(土)午後2時〜午後4時
  • 開催場所:唐津ビジネスカレッジ(JR東唐津駅前)
  • 参加費:2,000円(大学生以下1,000円)

講義要旨

日中国交正常化から今年で40年、祝福ムードはまったく漂わない。
日中関係には問題事項が山積しており、それらを解決する意思が双方にあるのかも疑わしい状況である。
急成長・拡張する中国の強硬姿勢が取りざたされるが、日本の戦略的なビジョンのなさも問題である。

靖国参拝問題に象徴されるように、相互不信の原因が戦争の過去の「扱い方」にある。
国際関係における「歴史の扱い方」は政治問題であり、特に戦争の過去については、和解する政治的意志なくしてお互いを尊重し、信頼しあう関係は構築できない。
ゆえに和解する目的をお互いに明確に共有する必要がある。
これは指導者レベルで合意すればいいというものではなく、戦争の過去の「清算」とはそれぞれの国民の納得・合意なくしてはできない。
すなわち、歴史問題とは国内政治問題でもある。

日本の国内問題は、冷戦という状況下で自民党一党独裁が長く続き、保守・革新対立軸のなかで第二次世界大戦の歴史が思想的に解釈され、歴史認識が歪んだまま放置されてきたことにある。
戦争責任問題、教科書問題、靖国問題等はその歪み顕われであるが、政治はこの歪みを是正しようとして来なかった。
過去に向き合っていないと言われる所以である。
そしてその歪みを抱えたまま、台頭する中国と向きあうことになったため、日本人の歴史認識がことさら疑問視されるに至った。

講義風景


佐藤治子先生講義「日中関係における靖国問題:その構造的要因」

佐藤治子先生と塾生質疑応答の様子

佐藤治子先生を囲んで懇親会〜虹の松原Hに於いて〜


佐藤治子先生と懇親会

佐藤治子先生陶芸に挑戦〜からつ焼炎群(ほむら)に於いて〜

佐藤治子先生、14代中里太郎右衛門氏を尋ねる

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