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「医療と生命の倫理、ヨーロッパの場合 と日本の場合」

  • 開催日時:平成17年7月4日(月)午後7時〜午後9時
  • 開催場所:唐津ビジネスカレッジ(JR東唐津駅前)
  • 参加費:3,000円

講義要旨

子は親を選べない。親も子を選べない。これは世の習いである。
しかしいま子供を選ぶ時代が始まりつつある。
受精卵の遺伝子を調べて,「病気の遺伝子をもった」ものを廃棄して,「健康な受精卵」を選んで子宮に移植し,子供をもうけることが可能となった(受精卵診断)。
将来は,パソコン画面に向かって子供を設計する時代が来る(デザイナー・ベービー)と予想する科学者さえいる。
子を「授かりもの」と受けとめることに人間はもはや満足できなくなったようだ。

いのちを選別することは許されるのか?
親は思いどおりの子を持ち,子は親の期待どおりに生きて行かなければならないのか?
医療と生命科学の進歩は,いのちをめぐる前例のない問いを私たちに突きつけている。
こうした技術の急速な進展は私たちの社会や生き方にどんな影響をおよぼし,私たちをどこへ連れて行くのだろうか?

そこには人間性の未来が問われている。
同時に,いのちをめぐる倫理と政策的対応には,文化風土の違いも現れる。
生命観の違いや,政治の成熟度によっても異なってくる。
アメリカ・大陸ヨーロッパ・日本の三極比較のなかから,生命倫理をめぐる原理的対立を考察する。

講義風景


松田純先生講義「医療と生命の倫理、ヨーロッパの場合と日本の場合」

松田純先生と塾生の質疑応答の様子

松田純先生を囲んで懇親会の様子

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