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  • 講師:三須 拓也氏(東北学院大学教授・国際政治専攻)

  • 講師紹介:
    1972年広島県生まれ。名古屋大学大学院法学研究科博士課程単位取得満期退学、博士(法学)。札幌大学経営学部で専任講師、准教授、教授を経て、現在東北学院大学法学部教授。
    大学院在学時よりコンゴ動乱における国連に注目した国際政治史研究を発表。その成果をまとめた著書『コンゴ動乱と国際連合の危機』を2017年にミネルヴァ書房より出版している。

  • 日時:平成30年5月12日(土)  15:00〜17:00

  • 会場:唐津ビジネスカレッジ(0955-77-1771 JR東唐津駅北側、徒歩1分)

  • 参加費:1,000円(学生500円)事前申し込み不要、直接会場へお越し下さい。
    ※講義後に講師を囲んで座談会を開催します。

  • メール:karatsujuku87@gmail.com (講義案内の配信希望の方もご連絡ください。)

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  • 開始時刻 15時00分
    定員数 80人

    講義案内


    自衛隊が南スーダンへ派遣されるなど、近年、国連の平和維持活動に注目が集まっています。紛争地への介入の必要性は、人道的見地からも否定できません。しかし実際の介入が、どのような国際政治の力学のもとで行われているのか、あまり知られていません。実は国連による介入は、ニューヨークを舞台とした加盟国間の権力政治の産物なのです。
    そこで講義では、歴史上最も論争を呼んだ活動事例であるコンゴ国連軍を取り上げ、この問題を考察します。舞台となったコンゴ動乱は、50年以上も前の出来事ですが、この事件を経て、国連平和維持活動は今の姿になりました。ただしそれは、国連関係者が忘れたいと願う出来事でもありました。このとき国連軍は、現地勢力との戦闘に敗北し、第二代国連事務総長ダグ・ハマーショルドの命を失い、さらに財政破綻の瀬戸際に追い込まれました。なぜこのようなことになったのでしょうか。答えは、加盟国の国益が国連の活動に強い影響を与えたことによります。国連が実力を越えた紛争に関わらざるを得ないとき、その紛争処理はどうなるのか、皆さんと一緒に考えてみたいと思います。